あなたは「正月の神社で流れる曲の名前は何?」と気になっていませんか?
初詣で神社に行くと、よく笛のような音が流れていますよね。
私も神社で聞いた経験がありますが、聞くたびにずっと名前が気になっていました(笑)
この記事では『正月の神社で流れる曲の名前・使用されている楽器の種類』について深堀りしていきます。
正月に神社で流れる曲の名前は?
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あの笛のような音色の曲は越天楽という雅楽で、雅楽は今から1728年前の中国で誕生しました。
中国では大切な儀式の時に使用されていた曲です。
越天楽は奈良時代~平安時代(710年~1192年)の日本に伝わってきました。
作曲者や日本に伝わった経緯は現在でも判明していません。
通常の雅楽では踊りも歌詞もありますが、越天楽は楽器の音色だけです。
越天楽のような楽器だけの演奏方法を管弦曲と言い、分かりやすく言うとオーケストラですね。
次の項目では使われている楽器の名前をと類について解説します。
使われている楽器の種類は?
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越天楽に使われているのは以下の3種類の楽器です。
管楽器:篳篥・竜笛・笙
弦楽器:箏・琵琶
打楽器:太鼓・鉦鼓・羯鼓
次の項目ではそれぞれの楽器の特徴について簡潔に説明します。
管楽器の特徴
管楽器とは管を使って音を出す楽器です。
具体的には以下のような楽器が管楽器に含まれます。
- リコーダー
- オカリナ
- フルート
- クラリネット
- トランペット
- トロンボーン
- ユーフォニアム
弦楽器の特徴
弦楽器は絃を振動させて音を出す楽器です。
具体的には以下のような楽器が弦楽器に含まれます。
- バイオリン
- コントラバス
- チェロ
- ビオラ
打楽器の特徴
打楽器はバチや手で叩いて音を出す楽器です。
具体的には以下のような楽器が打楽器に含まれます。
- 太鼓
- 木琴
- 鉄琴
- シンバル
- カスタネット
- トライアングル
まとめ
・正月の神社で流れる笛のような曲は越天楽と言う雅楽である。
・越天楽は奈良時代~平安時代に中国から日本に伝わってきた。
・越天楽に使われている楽器は以下のとおりである。
管楽器:篳篥・竜笛・笙
弦楽器:箏・琵琶
打楽器:太鼓・鉦鼓・羯鼓
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