あなたは「年末やお正月によく聞く、『年の初めの…』で始まる歌の題名は何だろう?」と気になっていませんか?
お正月になるとテレビ番組流れることがあるため気になる人は多いと思います。
果たして曲名は一体何なのでしょうか?
この記事では『”月の初めの~”で始まる歌の題名・作詞作曲者の名前と経歴』について深堀していきます。
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年末(お正月)の歌で年の初めの…で始まる曲の題名は?
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『年の初めの…』で始まる歌のタイトルは「一月一日」と言います。
一月一日は今から125年前の1893年(明治26年)に文部省から発表されました。
明治から戦前にかけて歌われていた小学唱歌です。
現代でも耳にする機会はありますが、かなり古い歌だったんですね!
あの有名なお正月特番『新春かくし芸大会』の主題歌として使われていたようです。
作詞者の名前と経歴は?
一月一日を作詞したのは千家尊福です。
千家家は島根県の出雲大社の宮司の家系であり、尊福自身も宮司を務めた経験があります。
尊福の経歴は本当に凄くて、宮司以外にも様々な世界で華々しく活躍したようです。
以下にプロフィールと経歴を簡潔にまとめたのでご確認ください。
名前:千家尊福(せんげ・たかとみ)
出生地:出雲国(現在の島根県)
生年月日:1845年9月7日
没年:1918年1月3日(72歳)
1872年11月:第80代出雲大社の宮司を務める
1894年1月~1897年4月:第4代埼玉県知事を務める
1897年4月~1898年7月:第4代静岡県知事を務める
1898年11月~1908年3月:第17代東京都知事を務める
1908年3月~7月:第14代司法大臣を務める
1909年3月:東京鉄道会社社長を務める
1911年5月:東京商業会議所特別議員を務める
1890年7月~1918年1月:28年間で貴族院議員に4回当選する
尊福は宮司の顔を持ち、政治家や社長の顔を持つなど、かなり多岐に渡って活躍していたことが分かります。
作曲者の名前と経歴は?
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※人物画像はありませんでした。
一月一日を作曲したのは上真行です。
真行は明治から昭和にかけて活躍した雅楽師であり、日本初のチェロ奏者です。
以下にプロフィールと経歴を簡潔にまとめたのでご確認ください。
名前:上真行(うえ・さねみち)
生年月日:1851年7月2日
没年:1937年2月28日(86歳)
出生地:京都
雅楽専業の家系に生まれる。
4歳:雅楽の唱歌を学ぶ
11歳:仕官や宮中の楽事(エンターテイナー)を務める
21歳:雅楽局伶員を務める
25歳:式部寮伶人を務める
66歳:宮内省楽部楽長を務める
66歳:イギリス人のフェントンに洋楽を習う
まとめ
・『年の初めの…』で始まる歌の題名は「一月一日」である。
・作詞者は第80代出雲大社宮司の千家尊福だ。
・作曲者は日本初のチェロ奏者の上真行である。
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