あなたは「お正月に見るみたいな置物名前は何だろう?」と悩んでいませんか?

 

お正月になると目にする機会が増える謎の置物の正体は気になりますよね(笑)

 

この記事では『犬や猫みたいな置物の名前と歴史・縁起が良いご利益』についてお話ししていきます。

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お正月によく見る犬(猫)の置物の名前は?

 

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犬のような猫のような謎の置き物の名前は犬張子いぬはりこと呼ばれる縁起物です。

 

名前から分かるように猫ではなく犬をモチーフにしています。

 

 色が白いので、最初に見たときは猫にしか見えませんでした(笑) 

 

張子とは造形技法の一つです。簡単に説明するとはりぼてですね。

 

木型に紙を張り付けて造られます。

 

犬張子は基本的に「うん、うん」とうなずくように、首を振る仕組みになっています。

 

以下に動画を紹介していますが、しっぽがぴょこぴょこと動く犬張子もあるそうですよ!

 

インテリアにもよさそうですね♪

 

 

犬張子のご利益や効果は?

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犬張子には安産祈願子供の成長祈願のご利益があると言われています。

 

あなたは「なぜ犬張子に安産祈願のご利益があるの?」と気になったかもしれません。

 

犬張子のご利益はモチーフになった犬の生態に関係があるようです

 

そこで下記に犬の生態を簡単にまとめてみました。

 

【犬の生態】

  • お産が軽く多産である
  • 犬の赤ちゃんは成長が早く、元気にすくすくと育つ

 

もしあなたの身近に妊婦さんがいるなら、ぜひ犬張子をプレゼントしてはいかがでしょうか?

 

ご利益を説明すると喜んでくれると思いますよ!

 

犬張子の歴史はどれくらい古い?

 

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犬張子の歴史は意外と古いです。

 

今から約1200年前の平安時代には、すでに原型となる置き物がありました。

 

当時は犬張子ではなく犬筥いぬはこと呼ばれていたようです。

 

見た目は現在と大きく異なり人間の子供の顔に犬の体をした置き物でした。

 

 想像すると人面犬みたいで怖いですが、実物を見てみると意外と可愛いらしいですよ! 

 

以下に犬筥いぬはこの画像を用意したのでご確認ください。

 

引用:www5a.biglobe.ne.jp/

 

犬筥は元々、貴族などの上流階級の人がお産室に飾っていました。

 

犬筥が江戸時代になると一般庶民にも広まったようです。

 

しかし残念なことに、現在の姿になった経緯は未だに判明していません。

 

犬張子は明治時代に今の姿になった?

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犬張子は少なくとも明治時代には今と同じ姿になっていたようです。

 

下記に明治時代の犬張子が分かる絵画を紹介しておきます。

 

 

引用:harikonohayashiya.blog.fc2.com/(リンク切れ)

 

上記の作品は明治26年(1893年)に橋本周延さんによって描かれました。

 

少なくとも、明治時代には現在と同じ姿になったと考えられそうですね!

 

まとめ

・お正月によく見る犬のような猫のような置き物は犬張子いぬはりこと呼ばれる縁起物である。

 

・犬張子には安産祈願子供の成長祈願のご利益がある。

 

・犬張子の原型は平安時代には存在しており、少なくとも明治時代には今と同じ姿になっている。

 

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最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!

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