あなたは「正月の名前の由来は何だろう?」とお悩みではないですか?
正月は日本人にとって本当に特別な行事ですが、そもそもなぜ”正月”というのでしょうか?
この記事では『正月の名前の由来や意味・正月の語源』について解説していきます。
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正月という名前の由来や語源は何?
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正月の名前は政月という言葉が変化して正月になったことが由来となっています。
これは古代中国と関係しており、政月とは政治に専念した秦の始皇帝が誕生した月のことです。
古代中国では皇帝が新しい国を作ると暦をあらためる習慣があり、漢の時代~清の時代までは夏暦という暦法が用いられていたようです。
夏暦については以下に簡単にまとめたのでご確認ください。
中国の夏(伝説上の最初の王朝)で使われたとされる暦法。暦法とは暦の作成方法のこと。
夏暦は寅の月(旧暦の1月)を正月と定めました。
寅の月の季節は初春であり、日本も初春を1年の最初と考えるため、考え方が合体して正月は年頭で初春と考えられるようになったのです。
あ、そうそう、今紹介した語源は室町時代(1336年~1573年)中期に書かれた、『壒嚢鈔』という本にも記載されています。
『壒嚢鈔』は物事の起源や語源を解説した本で、今でいう百科事典のような感じですね。
正月の語源も解説したので、よく似ている元旦と元日の由来や意味についてもお話しします。
元旦の由来や意味は?
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元旦は1月1日の朝という意味です。
元旦は二つの漢字が使われておりそれぞれ意味が異なります。
元旦の「元」は初めを意味する漢字で、元旦の「旦」は日の出や朝という意味があります。
「旦」の上半分の日は太陽を意味しており、下半分の一本線は地平線のことです。
つまり地平線から太陽が現れている様子を表現しています。
元日の由来と意味は何?
元日は1月1日を表しています。
元旦は1月1日の朝だけを意味しますが、元日は1月1日の朝~夜にも当てはまります。
元日の「元」も始めを意味する漢字で、1年の最初の日を表現しているのです。
まとめ
・正月の名前は政月という言葉が変化したのが由来だ。政月とは秦の始皇帝が誕生した月のことである。
・元旦は1月1日の朝を意味する言葉である。
・元日は1月1日の朝~夜を意味する言葉である。
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