あなたは「正月に飾る熊手の意味は何だろう?」と気になっていませんか?
熊手は我々がぜひとも手に入れたい縁起を集めてくれるそうですよ!
この記事では『正月に飾る熊手の意味・熊手を飾る由来』についてお話ししていきます。
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正月に飾る熊手の意味は何?
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正月の熊手は以下の3つを集める縁起物です。
- 良い運勢
- 金運
- 財運
本来の熊手は農具として開発されました。
扇状に取り付けられた爪で土を耕す、穀物をかき集めるという用途で使われたようです。
熊手特有のかき集めるという使い方が、良い運勢と金運や財運をかき集める縁起物と考えられました。
熊手は昨年よりも大きいサイズを買うと商売繁盛などのご利益にあやかれるそうです。
これは余談ですが「あらゆる物をすべて手に入れたい!」という欲張りな人を熊手性と呼ぶようです。
熊手性も本来の熊手の使い方から生まれた言葉だと考えられます。
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熊手が縁起物になった由来や理由は何?
豪華な熊手を販売している「酉の市」の公式ホームページでは、以下のように由来が紹介されていました。
「わしの爪の鷲づかみ」
鷲が獲物をしっかりと捕らえることになぞらえて、運を鷲づかみすると言われるように、鷲の4本ツメのうち3本を熊手の手に、1本を柄とした3本ツメの熊手が後に5本ツメになり、「運をかっこむ」熊手守りになったと言われます。
「戦勝を祈願した軍扇」
戦場に赴く武将が神仏に戦勝を祈願する際に軍扇を奉納し、めでたく勝ち戦にて帰陣したさいには、軍扇は熊手のように反り返った骨だけになっていたことから、その故事にあやかって「開運を招く」熊手守りになったとされます。
出典:浅草酉の市公式ホームページ
由来には二つの説があったんですね。まさか縁起物の熊手に、武将や鷲が関係しているとは思いませんでした!
まとめ
・正月に熊手を飾る意味は以下の福をかき集めるためである。
- 良い運勢
- 金運
- 財運
・本来の熊手は土を耕したり、落ち葉をかき集める農具だった。その使い方が福をかき集める縁起物になった。
・熊手が縁起物になった由来や理由は以下の二つの説が挙げられる。
- 鷲が獲物を鷲摑みしている様子から
- 武将が戦勝祈願した扇が熊手のようになった故事から
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