榊をずっとお供えしているお家もあるようですが、しなしなに枯れた榊をずっとお供えしているのは神様に対して失礼になります。

 

あなたも新しい榊に交換したくて、私の記事を読んでくれているのだと思います。

 

今のあなたは「榊の処分方法が分からない…」「普通に燃えるゴミの日に出してもいいの?」と悩んでいることでしょう。

 

この記事では『神棚の榊の処分方法・榊の交換時期と頻度・榊をお供えする意味』などについてお話しします。

 

これでもう 榊の処分で不安に思うことはない ですよ!

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神棚の榊の処分方法は?

 

神様にお供えした物は普通のゴミのように出すわけにはいきません。

 

枯れてしまっても神様にお供えしたことには変わりませんので、それなりの誠意を持って処分する必要があります。

 

ネットで処分方法を調べてみたところ、以下の4つが見つかりました。

 

枯れた榊の処分方法

①近くの神社でお焚き上げしてもらう

②近くの川や海に流す

③自宅の庭に埋める

④塩で清めてから燃えるゴミとして処分する

 

上記の方法で1番手間がかからないのは④の方法だと思います。

 

①は一見するととても良い方法だと思いますが、あなたの近くの神社に神職さんがいない可能性もあります。

 

②の方法はわざわざ近くの川や海まで行く必要がありますし、そもそも雨が降ったら危険です。すぐに増水するので(^^;)

 

現代でこの方法で処分する人は少ないかもしれません。大昔は川に流していたようですけどね。

 

③の方法は簡単ではありますが、あなたの庭に土が無いと埋めることができません。

 

そう考えると、やっぱり④の方法が一番手間がかからないでしょう。ただしきちんと塩でお清めする必要があります。

 

あなたもご存知かもしれませんが、塩には不浄な物をお清めする効果があります。

 

ゴミは不浄な物ですから、榊が汚れないよう先に塩でお清めしておくのですね!

 

榊の交換時期はいつぐらい?

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榊の交換頻度は特に決められてはいないのですが、一般的には1日と15日に交換する方が多いですね。

 

一説によると、神社で行われる月次祭つきなみのまつりという神事が関係しているようです。

 

これは古代から行われてきた、歴史の長い神事です。

 

月次祭では国家の安泰と天皇の長寿をお祈りしています。

 

 神棚も神道ですから、月次祭という大切な儀式が行われる、1日と15日に交換する方が多いと考えられます! 

 

榊立てのお水の交換頻度はどれくらい?榊が枯れる理由は?

 

お水はぜひとも毎日交換してください!

 

榊立ての中をメラミンスポンジで洗うのも効果的です。

 

なぜかと言うと、劣化した水や洗っていない榊立ては細菌(バクテリア)が繁殖したり、汚れが溜まっているからです。

 

この細菌や汚れは榊が枯れやすくなる原因になります。

 

細菌や汚れが榊の枝に侵入すると、内部が詰まってしまい水が全体に流れにくくなります。

 

そのために枯れやすくなってしまうのです。

 

以下の記事で『神棚の榊を長持ちさせる3つの方法』を紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

 

関連:神棚の榊を長持ちさせる方法と枯れる理由は?花瓶の水替えの頻度は?

 

榊の交換は女性がしてもいいの?

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お供え物は女性が交換しても何の問題もありません!ぜひ積極的に交換してあげてください!

 

大昔では「女性は生理があるので穢れている」と考えられていたようですが、現代ではそんな考え方をする人はいないと思います。

 

たしかに昔の神道では穢れを忌み嫌っていました。ここで言う穢れとは元気がない状態のことです。

 

女性の穢れについては以下の記事で詳しく解説しているので、もし暇があれば確認してみてくださいね!

 

関連:神棚のお供え物は生理中の女性が交換してもいい?罰は当たらない?

 

右側の榊だけが枯れる理由は?

 

関連:神棚のお酒が減る理由は?スピリチュアルな理由があるって本当?

 

あなたは今までに右側の榊だけが枯れた経験はありませんか?今はなくてもこれから経験すると思います。

 

神棚をずっと設置していると、不思議なことに右側の榊だけが枯れることがあります。

 

両方の榊は同じ場所で買って同じ日にお供えしているのに、なぜかこのようなことが起こるのです。

 

科学では証明できませんが、これは神様が関係していると言われています。

 

右側の榊が枯れるのは氏神様(今住んでいる土地の神様)があなたを守ってくれているからです。

 

片方だけ枯れると「何か不吉な予感がする………」と思いがちですが、全然そんなことはないのでご安心ください!!

 

 逆に氏神様に感謝を捧げると良いですね♪ 

 

神棚の榊の意味は何?

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榊は木」「神」という字から成り立っているように、神様と深い関係にある神聖な植物と言われています。

 

以下で紹介している由来からも榊の神聖さが分かると思います!

 

榊の語源については諸説あり、神さまの聖域と人間世界との「堺」を示すための木、つまり「境木」が転じたという説や、「栄木」あるいは神聖な木を意味する「賢木(さかき)」が転じたとする説があります。

出典:神社と神道公式ホームページ

 

これからも、ぜひ綺麗な榊を神様にお供えしてあげてくださいね!

 

まとめ

・神棚の榊は塩でお清めしてから、燃えるゴミの日に出すのが一番手間がかからない。

 

・交換時期は特に決められていないが、1日と15日に交換する人が多い。これは月次祭という神事と関係している。

 

・榊立てのお水は毎日交換し、榊立ての中も洗うと榊が枯れにくくなるのでオススメだ。

 

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関連:神棚の作法に自信はある?必要な知識を全部まとめてみた!①

 

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!

 

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