あなたは「正月や初詣の神社で甘酒を飲む理由は何だろう?」と気になっていませんか?
私も初詣の神社で甘酒を頂いた経験がありますが、その時もあなたと同じように気になっていました(笑)
そこで今回は『正月や初詣の神社で甘酒を飲む二つの理由』について深堀りしていきます。
正月や初詣の神社で甘酒を飲む理由は何?
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ここからは私の考えを交えた二つの説を紹介していきます。
一つ目の理由は科学的にも証明されています。
二つ目の理由は私が考えたオリジナルの説です。
①甘酒の効果や効能が優れているから
甘酒は冷え性の改善にも効果があるほど、冷えた体を温めるのに最適に飲み物です。
甘酒の原料は米麹と酒粕の二種類があり、これらを発酵させて作られるようです。
正月の神社で配られる甘酒は米麹が原料の物が多いですね。
米麹で作られた甘酒にはアルコール成分が含まれないので。
米麹が原料の甘酒には以下のように様々な良い効果を得られます。
- 疲労回復
- 美肌
- 美白
- 便秘解消
- 新陳代謝の向上
- 免疫力の向上
- 集中力の向上
- 夏バテ防止
しかし、米麹の甘酒は糖質が高いので飲み過ぎは逆効果になります。
そのため高血糖や糖尿病の症状がある人は飲まない方が良いですね。
②甘酒の原料のお米は神様に授かったから
※二つ目の理由は私個人の考えです。なので参考程度に見てくださると幸いです。
神道の世界ではお米は神様が人間に与えてくれた穀物と言われています。
これは720年に編纂された『日本書紀』にも記載があります。
『日本書紀』によると天照大御神が孫のニニギの命にお米を渡し、その後ニニギの命は地上に稲を植えてお米を繁栄させたそうです。
そのためお米は神様へのお供え物の中で最も大切だと言われています。
先ほども紹介したように甘酒の原料には米麹と酒粕の二種類です。
ここでも米麹の甘酒を取り上げます。
そもそも米麹とは、蒸したお米にコウジカビを繁殖させて作った麹です。
つまり元々の原料は神様から授かったお米と言えます。
美味しいお米を収穫するためには太陽や水、恵まれた気候や豊かな土壌といった自然の要素が必要不可欠です。
日本人は古来より『すべての物には神様が宿っている。日本には八百万の神様がいる』と考えてきました。
もちろんお米の成長に必要な自然にも神様は宿っています。
私たちが美味しいお米を食べられるのは神様のおかげかもしれません。
これは私の考えですが、上記の理由から正月の神社で甘酒を配るようになったのではないでしょうか。
まとめ
・正月の神社で甘酒が配られる理由に以下の二つを挙げた。
- 甘酒の効果や効能が優れているから
- 甘酒の原料のお米は神様に授かったから
・米麹が原料の甘酒には以下の効果がある。
- 疲労回復
- 美肌
- 美白
- 便秘解消
- 新陳代謝の向上
- 免疫力の向上
- 集中力の向上
- 夏バテ防止
・米麹はお米から作られている。神道ではお米は神様から授かった穀物と考えられている。
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