神棚の作法って本当に難しいですよね…。私も神棚に詳しくないときは苦労しました(笑)
おそらくあなたも「氏神様って何?」「氏神様のお札は本当に必要なの?」と、氏神様への疑問が尽きないと思います。
この記事では氏神様のお札の必要性・氏神様のお札の位置・氏神様と産土神についてについてを話ししています。
この記事であなたは 氏神様のことがよく分かる と思います!
SponsorLink
目次
神棚に氏神様のお札は必要なの?
関連:神棚に雲を貼る時は位置と向きが重要?手書きと画鋲が嫌な場合は?
結論から言うと氏神様のお札は必要です!氏神様はあなたの身近にいらっしゃるとても大切な神様です。氏神様が祀られている氏神神社も大切な神社です。
本来なら初詣やお宮参りなどの行事でお参りするのも、氏神神社が一番ふさわしいと言われています。氏神様と氏神神社はそれぐらい重要だったのです!
神社の優先順位については以下のように説明されていました。
また、信仰の優先順位は、伊勢神宮>氏神神社>崇敬神社の順です。
崇敬神社とは、氏神神社以外に個人として勉学や恋愛の祈願をする神社のことです。 神棚に祀る御札の序列や御守りを複数持つ場合の扱いなどに気をつけましょう。
氏神様はあなたがお住いの地域を守ってくれているので、積極的にお参りするといいかもしれませんね♪
氏神様のお札の位置はどこなの?
氏神様のお札の位置は神棚の種類によって違ってきます。
神棚には3枚のお札を別々に納める三社造りと、3枚のお札を重ねて納める一社造りの2つのタイプがあります。次の項目で両方の神棚での位置を解説します。
【三社造りの神棚】氏神様のお札の位置とは?
三社造りの神棚ではあなたから見て右側の宮形(お札を入れる場所)に納める必要があります。下記に分かりやすい画像を用意しましたので、画像の通りにお札を納めてください。
引用:https://www.jinjahoncho.or.jp/iroha/otheriroha/ofuda/
【一社造りの神棚】氏神様のお札の位置とは?
一社造りでは2番目に氏神様のお札を重ねるといいですね。こちらも下記の画像のように納めてください。
引用:https://www.jinjahoncho.or.jp/iroha/otheriroha/ofuda/
氏神様と産土神様の違いはあるの?
SponsorLink
氏神様について調べていると「産土神」というキーワードを見つけました。恐らく氏神様と産土神様の違いが分からない方は多いのだと思います。
しかし氏神様と産土神様は同じ神様です。神社本庁でも氏神様と産土神様について以下のような説明がされています。
氏神さまは、私たちが住んでいる地域を守っている神社です。氏神さまは、鎮守さま、産土さまともいいます。
出典:神社庁公式ホームページ
現在では氏神様と産土神様は同じと考えられていますが、古来ではまったく別の神様として考えられていました。
同じ神様とされたのは近世以降(少なくとも安土桃山時代以降)からですね。
そもそも氏神様ってどんな神様?氏神神社はどこにある?
次は氏神様とはどのような神様なのかを簡単にお話ししますね。
氏神様は神様の名前ではなくて、あなたが住んでいる地域一帯を守ってくれている神様の総称です。そのため特に大切に敬う必要があるとされています。
氏神様はあなたのお家から一番近い神社にお祀りされている神様のことです。氏神様がお祀りされている神社のことを氏神神社と言います。
これは余談ですが、私の実家の近くには水神社がありミズハノメという水の女神様がお祀りされています。なので私の場合は水神社が氏神神社、ミズハノメさんが氏神様ということになりますね。
まとめ
・神棚に氏神様のお札は必要である。
・氏神様とはあなたがお住まいの地域一帯を守ってくれている神様の総称だ。
・氏神様と産土神様は同じである。本来は別の神様だったが、安土桃山時代以降に同一視された。
他にはこんな記事も読まれています。
関連:神棚の作法に自信はある?必要な知識を全部まとめてみた!①
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!