神社が大好きなあなたは密かに「神社に宿泊できたらなぁ…」と、思っているのではありませんか?
私も神社(特に鹿島神宮)が大好きなので、その気持ちは痛いほど分かります(笑)
できることなら自分が大好きな神社に泊まってみたいですよね…。
もしかしたら長年見てきた夢が叶うかもしれませんよ!
この記事では『神社に宿泊可能なのか・宿坊の詳細情報・宿坊に泊まれるオススメ神社4選』について解説しようと思います。
目次
神社に宿泊は可能なの?
結論から言うと本殿や神殿など神社自体に宿泊することはできません。
しかし、境内の近くにある宿泊施設”宿坊”には泊まれるという神社が多数あります。
さすがに神聖な本殿に泊まるのは難しいのですが…。
それでも1日中神社の側にいられると考えれば、素晴らしいと思いませんか?
しかも神道に関する儀式を実際に体験できる宿坊もあるようです。
実際に泊まる前に、まずは聞き慣れない宿坊について理解を深めていきましょう。
そもそも宿坊って何?
宿坊とは神社仏閣の近くに建設された宿泊施設のことです。
もともとは神職やお坊さん、参拝客が泊まるために建てられました。
実は宿泊できる人物は時代によって移り変わっています。
当初はお坊さん神職だけでしたが、やがて貴族や武士も泊まれるようになり、最終的に参拝客や観光客も対象になりました。
次の項目ではそんな宿坊の歴史について見ていきましょう。
宿坊の歴史とは?
宿坊の歴史は平安時代までさかのぼります。前項目で、時代によって宿泊可能な人物が移り変わったとお話しましたね。
参拝客の宿泊が可能になった事実は藤原宗忠が書いた書籍『中右記』が初出です。
『中右記』が平安時代後期の書物なので、少なくともその頃にはすでに一般客が泊まっていたと考えられます。
上記は寺院の場合ですが神社にも同様の宿は建てられています。
伊勢では平安時代中期ごろから、神社に属する御師という祈祷師の宿が存在していました。
御師は祈祷だけでなく伊勢神宮などの信者の宿泊のお世話をしていたのです。
やがて神社への参拝がより身近になったことで
- 石清水八幡宮
- 賀茂神社
- 日吉大社
などにも宿が建てられるようになりました。
宿坊は誰が運営している?
宿坊には神社系統と寺院系統の2つに分けられます。
神社系統の宿坊は神職が中心となって運営しています。一方で寺院系統の宿坊はお坊さんが運営しています。
神道と仏教は別の宗教のため、実際に体験できる内容や食事内容が異なります。
細かい内容は各神社仏閣によって違うので、後述する宿泊予約サイトで泊まりたい宿坊の特徴やルールを、必ずしっかりとチェックしてみてくださいね!
宿坊に泊まれるオススメ神社4選!
ここでは実際に宿坊に泊まることができるオススメ神社を4選紹介します。
戸隠神社
長野県にある戸隠神社には複数の宿坊があります。
宿坊によってプランや料金、体験内容が異なるのでどれが自分に合うか、よく検討して選んでほしいと思います。
宿坊体験として、実際にご祈祷に参加できるところもありました。
石鎚神社
こちらの宿坊は愛媛県にある石鎚神社の境内に建てられています。そのため最も神社に近い宿坊といえるでしょう。
宿泊すると本殿で朝拝体験に参加できます。
他にも境内から湧き出ているご神水で淹れたコーヒーを味わうことが可能です。この宿坊も期間限定のプランが多いので、早めの予約をオススメします!
三峯神社
こちらは埼玉県にある三峯神社に隣接している宿坊です。
現在は参拝客や一般観光客など、多数の人々に利用されています。
三峯神社の宿坊の特徴は何といっても温泉です!
三峯山のふもとから湧き出る温泉は、宿泊客や日帰り客を問わず入浴することができます。
※2020年12月31日までは各月の1日と月末日は宿泊不可です。
古峯神社
こちらは栃木県にある古峯神社の宿坊です。
古峯神社の宿坊は他の神社と比べても、かなりの格安料金で泊まれるのが特徴です。
お得に神社の宿坊に泊まれる予約サイトはどこ?
上記で紹介した4つの神社へお得に泊まるために楽天トラベルの利用をオススメしています。
以下に記載しているサイトで【神社 宿坊】で検索すると、様々な宿坊の宿泊プランや料金が選択できます。
また、楽天トラベルならレンタカーや高速バスなどの予約も可能です。
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まとめ
・現在では神社自体(本殿や神殿など)には宿泊不可能である。
・しかし一部の神社の宿坊には宿泊可能である。
・宿泊プランや食事、儀式の体験内容は各神社によって異なっている。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!