伏見稲荷大社周辺は治安が悪い、夜道の一人歩きは危ないとの噂がありますが、本当でしょうか。
伏見稲荷大社に夜、参拝された観光客の口コミをまじえ、夜に参拝する6つの危険について、分かりやすく説明したいと思います。
参拝に行かれる際の参考にされてください。
SponsorLink
目次
外灯がほとんどない
伏見稲荷大社周辺には外灯が少なく、夜の参拝はおすすめしません。
秋の夜長、夕方17時過ぎから参拝に出かけられた観光客の口コミでは
「以前よりは外灯が増えた気がするが、初めて参拝される方は懐中電灯必須です」
とのアドバイスがありました。
また、こんな口コミも発見しました。
「ここ稲荷山は深草と呼ばれる地で、冥界に通じる土地でもあったんですよー」
「だから、霊感が強い人は身体に異変が起こるかも?!」
段差が見えにくいと転倒や足を踏み外す可能性あり
SponsorLink
夜に見る千本鳥居は幻想的で魅力的なので、ぜひとも一度は見てみたい。
誰もが願うことですが、伏見稲荷大社は全国各地にある寺社仏閣と同じく、階段が多く夜の参拝はおすすめしません。
参拝客がぐんと少なる夕方から夜にかけては、特に境内が静まりかえり、広く感じるものです。
怖くなって慌てて走ると、階段の段差につまづいたり転倒したり、階段から足を踏み外したりと危険度は上がるばかりです。
幻想的な千本鳥居を見る時は懐中電灯必須、大勢で出かけることをおすすめします。
境内にイノシシが出没する
伏見稲荷大社の境内には度々イノシシが出没することがあり、夜の参拝は注意しなければなりません。
夜、参拝に出かけた方のブログにも、イノシシのことが投稿されていましたので、抜粋して紹介します。
「今年初めての夜の参拝です。例年の通り、警備員さんのところに行って挨拶したら、イノシシが度々境内に出没しているとのこと。しかも、目撃されているのは100キロを超えているであろう大イノシシだそうです。小さなウリ坊を連れている時はイノシシも気が立っているので、攻撃してくる確率も高く、気をつけて参拝してほしいとのことでした」
伏見稲荷大社周辺は京都府の鳥獣保護指定区域になり、イノシシの捕獲・駆除はできないエリアです。
何かあってからでは遅いので、夜の参拝は十分に注意しましょう。
この方のように警備員さんのところに行き、イノシシが出没しているエリアを聞いてから散策することをおすすめします。
夜間使用可能なトイレが少ない
SponsorLink
伏見稲荷大社の敷地面積は甲子園22個分、約26万坪という広さを誇ります。
しかしトイレは本殿周辺に3か所、稲荷山に2か所の合計5か所しかありません。
しかもその5か所のトイレが夜間使用できるとは限りません。
不審者と遭遇する可能性がある
近年、不審者が増加の傾向にあることはよく知られています。
テレビニュースなどでは毎日どこかしらで必ず何らかの事件が発生しています。
特に女性一人や女性グループの夜の参拝は危険です。
もし夜に参拝される際は男性に協力を願い同行してもらいましょう。
出かける前には、警察のホームページにアクセスして、不審者情報を確かめた上で出かけることをおすすめします。
山道での事故や熱中症の危険性がある
SponsorLink
伏見稲荷大社は24時間入山可能です。
京都府に住まれている方でも、一本横道に反れてしまうと、それだけで方向感覚が狂い道に迷ってしまうこともしばしば。
夜道で迷うと大変だということは皆さんご存知だと思いますが、たとえば以下の危険が挙げられます。
- 懐中電灯の電池が切れてパニックになる
- どの位置にいるのかも分からず歩きまわる
- 途中で足をくじく
- 想像以上に汗を掻く
- 思うように水分が補給できない
このようにトラブルはひとつや二つではありません。
これらすべて熱中症へとつながる危険性があります。
夜、参拝に出かける際は、伏見稲荷大社周辺をよくご存知の方に同行をお願いすることをおすすめします。
まとめ
・伏見稲荷大社は国内外問わず人気の神社だが、夜間の参拝は危険である。
・夜間の参拝が危険な理由は次のとおりだ。
- 街灯が少ない
- 暗いため転倒の可能性
- イノシシが出没する
- 夜間使用可能なトイレが少ない
- 不審者と遭遇する可能性
- 事故や熱中症の危険性
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!
SponsorLink