日光東照宮の中でも特に人気がある観光名所『眠り猫』。

 

あなたはその眠り猫がいる場所意味についてご存知でしょうか?

 

また、眠り猫の裏側にはなぜがいるのでしょうか。

 

この記事では『日光東照宮の眠り猫の場所・眠り猫が持つ3つの意味・裏側に雀がいる理由』について深堀りしていきます。

 

[ad#co-2]

日光東照宮の眠り猫がいる場所はどこ?

眠り猫の彫刻は東回廊の奥にある坂下門に彫られています。

 

以下に眠り猫の詳しい場所が分かる地図を紹介しているのでご確認ください。

 

 

次の項目では眠り猫に込められた3つの意味について解説していきます。

 

日光東照宮の眠り猫に込められた3つの意味

 

[ad#co-1]

眠り猫の意味については、日光東照宮の公式サイトでは何も情報がありません。

 

しかしネット上では様々な説が考察されているので、ここでは3つの説について紹介していきます。

 

眠り猫は徳川家康の遺体を守っている

眠り猫が踏ん張った姿をしているのは徳川家康の遺体を守るためだといわれています。

 

また、眠り猫はぐっすりと眠っているようにしか見えませんが、悪者にいつでも飛びかかれるように寝たふりをしているとも伝わっています。

 

前項目でも紹介しましたが眠り猫は奥宮の手前に掘られていますよね。

 

これは、家康が眠る奥宮に不浄なモノはネズミ一匹も通させないという由来に基づくようです。

 

眠り猫は日光そのものを表している

 

[ad#co-1]

眠り猫がある東回廊の入り口には下記画像のような看板が建てられています。

 


引用:https://nikkonazo.seesaa.net/article/396736355.html

 

看板には以下のように書かれていますね。

 

「牡丹の花咲く下に日の光を浴びて子猫が転た寝しているところで日光を現わす絶妙の奥義を秘めている」

 

この一文にある「日光を現わす絶妙の奥義を秘めている」の意味は次のように考えることが可能です。

 

ぼたんの花の下で猫がうたた寝をしている。花の上には日の光があると想像できる。つまり「日の光=日光」を絶妙に表現している。

 

つまりあえて太陽という言葉を使わずに、ぼたんの花と猫で“日光”を表現しているということです。

 

眠り猫は禅問答を表現している

眠り猫はぼたんの花の下で眠っています。

 

この「ぼたんの花+猫」の組み合わせから、禅問答の牡丹花下眠猫児(ぼたんかかすいびょうじを表現していると考える説もあります。

 

『牡丹花下眠猫児』とは次のような内容です。

 

【牡丹花下眠猫児】
1. ぼたんの花の下で子猫が眠っている。
2. 子猫は人の気配を感じてすぐに逃げてしまった。
3. 子猫は本当に眠っていたのだろうか?それとも寝たふりをしていたのだろうか?

 

以上がネット上で考察されている説になります。

 

次の項目では眠り猫の裏側に雀がいる理由についてお話していきますね。

 

日光東照宮の眠り猫の裏側に鳥(雀)がいる理由

本来なら捕食する側の猫が雀に飛びかからずに眠るほど、徳川幕府(江戸時代)が平和であることを意味しています。

 

引用:https://blog.goo.ne.jp/spt54xe9/e/0f4657b14e32e500c6fdf8c4bc324f11

 

猫と雀は捕食する側とされる側ですが、上記の画像を見ても分かるように、彫刻ではどちらも幸せそうに過ごしています。

 

 とても平和な雰囲気を感じられる説なので個人的にこの説は好きですね(笑) 

 

まとめ

・眠り猫は東回廊の奥にある坂下門に彫られている。

 

・眠り猫には以下の3つの意味があると考えられている。

  1. 徳川家康の遺体を守っている
  2. 日光そのものを表現している
  3. 禅問答『牡丹花下眠猫児』を表現している

 

・眠り猫の裏にいる雀は徳川幕府(江戸時代)の平和を表している。

 

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!

 

[ad#co-2]