神棚を自宅にお祀りしている人は一緒に榊をお供えしていると思います。
しかし旅行する機会や仕事で出張する機会が多いなどの場合は、交換できずに枯らしてしまう場合もあります。
また毎日の生活が忙しくて榊を交換するのが大変という場合も考えられます。
本物ならまだしも、偽物だと「造花の榊をお供えしても罰は当たらないだろうか…?」と、不安に思うことも珍しくありません。
そこで今回は『神棚の榊は造花で代用しても良いのか・造花の榊の交換頻度・造花の榊の手入れ方法』について解説していきます。
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目次
神棚の榊は造花で代用しても罰は当たらない
我が家の神棚⛩️
榊は造花。
良く見たら神棚、傾いてるなぁ…(笑)
神様⛩️落ちないから
ヨシとするかぁ~🙆 pic.twitter.com/Mol933pXSg— bird (@sparrowbird1231) June 28, 2019
結論から先にお話すると榊は造花でも問題ありません。
ふだんから神様に対し尊敬と感謝の念を持っていれば、造花にしたところで罰が当たることはありません。
なので「罰が当たりそう…」と悩んでいる場合は全然気にしなくても大丈夫ですよ!
本物でもなかなか交換できなくて枯らしてしまうよりは、たとえ造花でも綺麗な榊をお供えしたほうが良いと、私は考えています。
特に最近ではネット通販サイトやホームセンターでも気軽に造花の榊を購入することが可能です。
実際に私が大手ネット通販サイトで調べてみたところ、以下のように様々な種類の榊が販売されていました。
もちろん見た目重視で選んでも良いですし、値段重視で選んでも問題ありません。
ぜひあなたが「これだ!」と思う造花の榊をお供えしてほしいと思います!
神棚の造花の榊の交換時期
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神棚の榊を造花にした場合は特に交換時期は決められていません。
しかし造花といえど汚れたりホコリがついたりしてしまうので、定期的に掃除をしたり新しい物に交換したほうが良いです。
もし交換時期を迷ってしまう場合は、本物の榊の交換時期を参考にすると良いでしょう。
本物の榊の場合も特に時期は決められていないのですが、一般的には1日と15日に交換する人が多いようです。
一説によるとこの理由は神社で行われる月次祭という神事が関係しているといわれています。
国家安泰と天皇陛下の長寿を祈願する神事。
古代から続いており毎年6月・12月の11日に行われていた。
現代では神社によって行う日程は異なっているが、1日と15日に行う神社が多い。
神棚も神道に関係しているので、もし迷う場合は月次祭という大切な神事が行われる、1日と15日に交換や掃除を行っても良いですね。
もし「毎月2日は頻度が多くて安くても出費が気になる…」という場合は、最低でも1年に1回は交換することをオススメします!
先程もお話しましたが造花でも汚れることはあります。
いつまでも綺麗な造花をお供えしておくためにも、手入れをしたり適切な頻度で交換したりするなどしてくださいね。
神棚の造花の榊の手入れ方法
おはようごいす(・∀・)
今日は一日なので、神棚の酒・米・塩を替えさせていただきました。
まあ、榊は造花だしお札は全てきちんと祀ってないから、諸々ちごーとは思うけど…こういうのは気持ちですからねぇ…
先月はありがとうございました、今月もよろしくお願いします…という事で(・∀・) pic.twitter.com/5al7ZHubgB— 甲府にゃらら@甲府サポのひび区民 (@kofumarara) August 31, 2019
造花は放置しておくと次のような状態になります。
- ホコリの付着
- 触るとベタベタする
- 色が落ちる
- くすみが発生する
また基本的に造花は布で作られているためどうしてもホコリが付きやすいです。
このようにずっと放置しておくと品質が落ちてしまうので、そうなる前に次の方法で手入れしてほしいと思います。
静電気防止スプレーを使ってホコリの予防・除去をする
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こちらは静電気防止スプレーを使う方法です。
このスプレーをあらかじめ使っておくことでホコリを予防するのにも効果的ですし、付着してしまったホコリも簡単に落とすことが可能です。
この静電気防止スプレーにはたとえば次のような商品があります。
また少し高価ですが光触媒スプレーを使用すると、汚れやホコリを予防する他に除菌や消臭にも効果があります。
他にもまだまだ種類はあるので、あなたにあった商品を選んでくださいね!
小型のブロワーでホコリを吹き飛ばす
こちらの方法でもお手軽に掃除することが可能です。
小型のブロワーを使えば簡単にホコリを落とすことができます。
スプレーだと容量がありますが、ブロワーの場合は壊れない限り何回でも使えるためお得です。
またパソコンのキーボードや細かい部分の掃除など他の場面でも重宝します。
造花の榊に限ったことではないのですが、造花を扱う場合は特にホコリには注意する必要があります。
ふつうの造花なら多少ホコリがついても払い落とせば良いのですが、神棚にお供えするのは造花といえど神聖な榊です。
神道は汚れたものや不浄なものを特に嫌うので、ホコリの付着や汚れには十分に気をつけてほしいと思います!
まとめ
・神棚の榊は造花をお供えしても問題はない。
・造花の榊を交換する時期は決まっていない。しかし最低でも1年に1回は交換してほしい。
・造花といえど放置しておくとホコリや汚れの付着など、劣化してしまうため手入れが必要である。
・もし造花の榊が汚れたら
- 静電気防止スプレーを使用する
- エアダスターを使用する
などで綺麗に手入れしてほしい。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!