多くの神々が集う出雲大社は広大な敷地内に4つの鳥居が建立されています。

 

神々の国を象徴しているかのように建つ出雲大社は厳格でいて、壮大な雰囲気を醸し出しています。

 

なのでそちらに目を奪われがちですが、鳥居の材質がすべて異なることはあまり知られていません。

 

この記事では、その出雲大社の鳥居の種類・大きさ、正しいくぐり方等について、分かりやすくまとめています。

 

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出雲大社にある鳥居の種類

出雲大社には以下の鳥居があります。

 

  1. ・石の鳥居
  2. 木の鳥居(現在は鉄の鳥居となっている)
  3. ・鉄の鳥居
  4. ・銅の鳥居

 

 

出雲大社の一の鳥居の大きさ

 

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出雲大社の一の鳥居の正式名称は「宇迦橋大鳥居(うがばしおおとりい)」です。

 

旧大社駅の近くにある一の鳥居「宇迦橋大鳥居(うがばしおおとりい)」の材質は、石(鉄筋コンクリート製)になります。

 

大きさは高さ23m、柱の周囲は6m、中央部にある額は畳6畳分の大きさになります。

 

この鳥居が建立されたのは、大正4年。

 

北九州市小倉在住の篤志家・小林徳一郎氏によって寄進されました。

 

鳥居は人間界と神様の住む世界の結界になりますので、くぐる際は、神様が通る神聖な道である中央は避け、左右のどちらかを通行しましょう。

 

鳥居をくぐる時は、神様に敬意を払うため、軽く一礼して、左足から入ります。

 

神道では左足から入るのが基本となっています。

 

ちなみに、国内で最も大きい鳥居は、和歌山県・熊野本宮大社の大鳥居です。

 

出雲大社の二の鳥居の大きさ

出雲大社の二の鳥居の正式名称は「勢溜大鳥居(せいだまりのとりい)」です。

 

大きさは高さ8.8m、横幅12m

 

使用された鋼材は10トンです。

 

こちらの鳥居が建立されている場所は昔、芝居小屋等があり大勢の人でにぎわっていた場所になります。

 

人が集まると当然人々の勢いが感じられますが、その勢いが溜まる場所ということから、勢溜という名が付けられたとのことです。

 

この二の鳥居は老朽化が進み、現在は建て替えられ、木から鉄へと生まれ変わっています。

 

普通鋼の48倍の耐久性をもつ新日鐵住金株式会社の鋼材が使用されています。 

 

出雲大社の三の鳥居の大きさ

 

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出雲大社の三の鳥居の正式名称は「祓橋の鳥居」です。

 

一般的には「三の鳥居」、または「中の鳥居」と称されています。

 

大きさは高さ約9m、横幅約10m

 

材質は鉄。

 

形状は、笠木と島木の両端が反りあがる曲線美が美しい明神鳥居になります。

 

こちらの鳥居も二の鳥居同様、材質は普通鋼の48倍の耐候性をもつ新日鐵住金株式会社の鋼材になります。

 

出雲大社の四の鳥居の大きさ

出雲大社の四の鳥居は国指定の重要文化財となっている「銅鳥居」です。

 

大きさは高さ6m、柱の直径は52cm

 

こちらの鳥居を寄進したのは1666年。

 

毛利元就の孫の孫、毛利網広が寄進した鳥居になります。

 

柱は、中央が膨らんでいるエンタシス様式です。

 

古代ギリシャの神殿建築で用いられた様式で、パルテノン神殿、奈良県にある唐招提寺金堂等で知られています。

 

この様式を網広が命じたものかどうかは不明です。

 

しかし鎌倉時代には中国から伝わっていたとされていますので、江戸時代を生きた網広が知っていたとしても何ら不思議はありません。

 

その網広ですが、長州藩初代藩主・毛利秀就を父にもち、秀就の四男として生まれています。

 

母が結城秀康の娘であったため、徳川家康の外曾孫になるという人物です。

 

しかし、網広は、毛利元就の嫡孫・毛利輝元の嫡孫であるという自負が強かった人物です。

 

徳川家に仕えることを恥とすることから病気と偽り、出仕しなかったこともしばしばあったそう。

 

その網広が出雲大社に寄進したのは、どのような理由からだったのでしょうか。

 

ちなみに、寄進したのが1666年ということは、網広2627歳のころになります。

 

長男・吉就が誕生したのは1668年。

 

正室となる千姫(高寿院)との婚儀が整った記念だったのかもしれません。

 

出雲大社の鳥居のくぐり方

出雲大社には全部で4つの鳥居があります。

 

正しい鳥居のくぐり方は一の鳥居から二の鳥居、三の鳥居、四の鳥居とすべてをくぐってから拝殿へと進まなければなりません。

 

二の鳥居「勢溜の鳥居」から先が出雲大社の境内となりますので、この二の鳥居から始めてしまう方も少なくありません。

 

しかし、一番最初にある一の鳥居「宇迦橋大鳥居」は是非とも見て欲しい出雲大社の顔ともいうべき鳥居ですので、忘れずに一の鳥居からくぐり、境内へと進みましょう。

 

鳥居はすべて左右どちらかを通行します。

 

中央は神様がお通りする場所だとされていますので、間違っても中央をどかどかと歩くことは控えてくださいね。

 

鳥居をくぐる際はくぐる前に軽く頭を下げて一礼して通ります。

 

これは、神様に対する礼儀でもありますので、忘れずに一礼してから進みましょう。

 

出雲大社の鳥居は過去に建て替え工事が行われていた

201810月、二の鳥居(勢溜大鳥居)が老朽化したことを受け、建て替え工事が行われました。

 

使用されたのは新日鉄住金株式会社が開発した、通常の48倍もの優れた耐久性をもつ耐候性鋼COR-TEN®(コルテン)です。

 

使用された重量は10トンもの重さになるとのこと。

 

出雲大社の美観を損なうことのない上品な質感のある黒いどっしりとした鳥居になっています。

 

まとめ

・出雲大社にある鳥居の種類は、石・鉄・鉄・銅の4種類。

 

・出雲大社の一の鳥居の大きさは、高さ23m、柱の周囲は6m

 

・出雲大社の二の鳥居の大きさは、高さ8.8m、横幅12m

 

・出雲大社の三の鳥居の大きさは、高さ約9m、横幅約10m

 

・出雲大社の四の鳥居の大きさは、高さ6m、柱の直径は52cm

 

・出雲大社の鳥居のくぐり方は、くぐる前に一礼し、左右どちらかを通行するのが基本。

 

・出雲大社の鳥居は、過去に二度、建て替え工事が行われている。

 

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!

 

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