大阪堺市の広大な敷地に鎮座する出雲大社大阪分祀。
境内には本殿、神楽殿、祖霊社ほか、神馬、牛、狛犬、大国主命とうさぎとゆっくりと散策するだけでもリフレッシュできる雰囲気があるそうです。
この記事では出雲大社大阪分祀の御朱印・御朱印帳・お守りの種類、神様のご利益、歴史、アクセス方法についてまとめています。
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目次
出雲大社大阪分祠の御朱印の種類や値段
出雲大社大阪分祠には御朱印の授与はありません。
よく間違って出ている情報に「縁」の文字を描いた御朱印をいただいたとの投稿を見かけます。
それは大阪市内にある出雲大社大阪分院の御朱印であり、出雲大社大阪分祀の御朱印ではありません。
出雲大社大阪分祠のオリジナル御朱印帳の種類や値段
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出雲大社大阪分祀にはオリジナルの御朱印帳はありません。
出雲大社大阪分祠のお守りのご利益
こちらに参拝。
出雲大社大阪分詞です。
中々お参りする機会がありませんでしたがようやく参拝出来ました。 pic.twitter.com/pL0jMh1q9f— ハナタロウ (@hanasuke1928) 2018年12月16日
出雲大社大阪分祠では以下のお守りが販売されています。
・えんむすびお守り:初穂料1000円
・縁むすびの糸:初穂料1000円
このお守り以外にもたくさんのお守りが販売されているとのことですが、詳しい情報は得られませんでした。
しかし、参拝された方のSNSで
- 縁結び
- 安産
- 夫婦円満
- 健康長寿
- 開運
- 学業
- 厄除け
- 病気平癒
等のお守りが販売されていたとの情報がありましたので、一般的なお守りは販売されているようです。
詳しい情報がはいりましたら、更新します。
出雲大社大阪分祠の神様のご利益
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出雲大社大阪分祠の御祭神は以下の通りです。
本殿
【大國主大神】
- ・縁結び
- ・子授け
- ・夫婦和合
- ・病気平癒
- ・産業開発
- ・交通安全
- ・航海守護
- ・商売繁盛
- ・養蚕守護
- ・五穀豊穣
【火之伽倶槌大神】
- ・火災除け
- ・郷土守護
【武甕槌大神】
- ・武道守護
- ・殖産興業
- ・芸能上達
- ・航海安全
- ・安産
- ・病気平癒
- ・厄除け
- ・縁結び
- ・延命長寿
- ・交通安全
祖霊社
【幽冥主宰大神】
- ・縁結び
- ・子授け
- ・夫婦和合
- ・病気平癒
- ・産業開発
- ・交通安全
- ・航海守護
- ・商売繁盛
- ・養蚕守護
- ・五穀豊穣
末社
【罔象女大神】
- ・祈雨
- ・止雨
- ・子授け
- ・農耕守護
【白直龍王】
- ・縁結び
- ・金運
【白菊大明神】
- ・商売繁盛
- ・金運
- ・開運招福
【眞佐國天王】
【金剛不動明王】
- ・金運
- ・商売繁盛
- ・立身出世
- ・家内安全
- ・悪霊退散
- ・勝運
- ・除災招福
- ・厄除け
- ・病魔退散
不動明王社
【不動明王】
- ・金運
- ・商売繁盛
- ・立身出世
- ・家内安全
- ・悪霊退散
- ・勝運
- ・除災招福
- ・厄除け
- ・病魔退散
出雲大社大阪分祠には、一般的には見られないお賽銭箱があります。
通常は四角い箱ですが、こちらのお賽銭箱は円柱形です。
珍しい形状ですので、気を取られてお賽銭をするのを忘れてしまう方も少なくないとのことです。
出雲大社大阪分祠の歴史
出雲大社 大阪分詞
干支絵馬(*^▽^*)だょー♪ pic.twitter.com/k6WKowJxAa
— すぅぃーてぃー☆ (@0229Shingomama) 2015年4月29日
出雲大社大阪分祠の創建は、昭和21年春です。
初代教主の吉村亀治が愛宕大権現・河内分社として創建したのが始まりです。
その後の年表は以下の通りです。
出雲大社より大國主大神の御分霊を拝受
昭和24年
出雲大社教・河内教会
昭和31年
出雲大社教・河内大教会と改称
昭和33年
出雲大社大阪分祠に昇格
昭和35年
大鳥居が完成する
昭和37年
本殿・旧神楽殿竣功
出雲大社より新たに御分霊を拝受
昭和40年
旧祖霊社竣功
昭和41年
本庁より拝受した幽冥主宰大神御神体を旧祖霊社に配祀
昭和60年
初代教主・吉村亀治帰幽
平成元年
新神楽殿・教主殿竣功
平成7年
新祖霊社竣功
出雲大社教墓地内に大阪分祠霊廟建立
旧祖霊社、金剛不動明王社に
さて、ここで初代教主となった吉村亀治氏の歴史に触れてみたいと思います。
亀治は大正2年7に生まれました。
優しい両親に愛されて育ちますが、亀治が最も影響を受けたのは祖父・利吉でした。
利吉は大峯山に幾度も登る行者で、亀治が寝込んだ際には神仏に祈祷して病気を治した人物だったそうです。
また、明るく遊び好きな亀治を変えたのは、ある一人の友との出会いでした。
その友の名は、内海敏勝です。
五月山愛宕神社の宮司であった内海は亀治に会った瞬間、何かを感じたらしく「お前を待っていた」といいます。
やがて、内海が病に倒れ、亀治は彼の元へと駆けつけます。
そこで内海から「私の御剣を受けて、河内の国で火之迦倶槌大神様を広げてくれ」と申し出、逝去。
御剣を受け取った亀治は、宗教家への道を歩んでいくことになりました。
その年の秋、亀治の住む地域に天から大判小判、黄金が降り注ぐ奇跡が起こったそう。
修行を積み、人助けを始めた亀治は「生神さま」と呼ばれ、多くの信者を得ます。
彼らから人助けをしてくれと懇願された亀治は決意し、専用の庵をつくります。
昭和22年、「愛宕大権現 河内分社」を創建。
その3年後に「出雲大社教河内教会」、その9年後に「出雲大社大阪分祠」とし、今に至ります。
出雲大社大阪分祠は一般的な神社とは異なり、独立した宗教法人になります。
大國主大神のご利益(縁結び・安産・五穀豊穣・商売繁盛等)、火之迦倶槌神のご利益(悪霊退散・悪因縁解除)で有名です。
「初芝さん」の愛称で呼ばれる出雲大社大阪分祀の連絡先は以下の通りです。
大阪府堺市東区日置荘西町7丁1-1
出雲大社大阪分祠のアクセス方法
出雲大社大阪分祠へは車、電車、バスが便利です。
500台駐車できるという参拝者専用の大型無料駐車場がありますので、遠方よりお越しの方は車でのお出かけが便利かもしれません。
ただし、お正月三が日、七五三詣、例大祭や月次祭等が行われる日は混雑しますので、バス、電車の公共機関の利用をおすすめします。
アクセス方法は以下の通りです。
・電車の場合
南海高野線 初芝駅で下車 徒歩10分
・バスの場合
南海バス (31系統:堺駅~北野田)関茶屋バス停で下車 すぐ目の前
・車の場合
阪和自動車道美原北ICより約15分
まとめ
・出雲大社大阪分祠の御朱印はありません。
・出雲大社大阪分祠のオリジナル御朱印帳はありません。
・出雲大社大阪分祠のお守りのご利益は、縁結び・恋愛成就。
・出雲大社大阪分祠の歴史は長く、創建は昭和21年である。
・出雲大社大阪分祠へのアクセスは車が便利。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!
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