イザナミといえば記紀神話において非常に重要な役割を果たした神様です。

 

イザナミは記紀で具体的な性別が分かっていますが、男性と女性どちらなのでしょうか?

 

そこまで日本神話に詳しくない場合は、細かい部分が分からないこともありますよね…。

 

そこで今回は『イザナミの性別・名前の由来・イザナミの死因』について詳しく解説していきます。

 

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イザナミの性別は男性と女性どっちなのか

イザナミの性別は女性です。

 

神話上ではイザナギと結婚して子供もたくさん産んでいます。

 

記紀神話ではイザナギやイザナミのように、名前の意味や描写などの記載によって明確に性別が判明する場合もあります。

 

しかしはっきりとした性別が分からない神様も多数存在するのです

 

その例が造化三神ぞうかさんしんのような独神の存在です。

 

この独神について『新編日本古典文学体系1 古事記』では次のような説明があります。

 

男女という性を有した身体において役割を果たさない神

出典:『新編日本古典文学体系1 古事記』.小学館.29ページ

 

つまり独神とは男性や女性という性別を持たない神様と考えられるということです。

 

一方で天照大御神のように、基本的に女性と考えられていても男性の姿で描かれる場合もあります。

 

 天照大御神のような事例もありますが、「国産み・神産み」の内容から「イザナミは男性だ!」と考える人はさすがにいないと思います(笑) 

 

イザナミの死因

 

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イザナミは「神産み」の話で命を落としてしまいますが、その直接的な死因は火傷です。

 

具体的には火の神様のカグヅチを出産したときに、陰部を火傷してもだえ苦しんで亡くなりました。

 

記紀神話を読んでいるとイザナミの最期は本当に壮絶だったことが本文から見て取れましたね…。

 

ちなみにイザナミは苦しんでいる最中にも以下の6人の神様を産んでいます。

 

  1. 金山毘古神かなやまびこのかみ
  2. 金山毘売神かなやまびめのかみ
  3. 波邇夜須毘古神はにやすびこのかみ
  4. 波邇夜須毘売神はにやすびめのかみ
  5. 弥都波能売神みずはのめのかみ
  6. 和久産巣日神わくむすびのかみ

 

このとき夫であるイザナギは突然の妻の死を嘆き悲しんで、イザナミの死因となったカグヅチを斬っています。

 

 カグヅチはわざと母神を死なせたわけではないため、本当に可愛そうだと「神産み」を読むたびに毎回思っています…。 

 

 それにしても神様は自分の体を洗っても何をしても、別の神様がどんどん産まれるので、神話とはいえかなりシュールですね(笑) 

 

イザナミの名前の由来

イザナミの名前の由来には「誘う女神」という意味があります。

 

イザナミの「イザ」は”相手を誘う”ことを表し、「ナ」は”助詞”、「ミ」は”女性”を表しています。

 

夫のイザナキの「キ」はオキナ(翁)のキ、イザナミの「ミ」はオミナ(嫗)のミと同じとされ、それぞれ「男・女」という意味だったり「夫・妻」の意味を含むこともあるようです。

 

イザナギとイザナミは天の御柱の周囲を回ってお互いを褒めているため、名前の意味どおり「相手を誘った」神様といえるでしょう。

まとめ

・イザナミの性別は神話の展開や名前の意味から女性であることが分かる。

 

・イザナミの死因は火傷である。火の神様のカグヅチを産んだことが火傷の原因となっている。

 

・イザナミの名前の由来には「誘う女神」との意味が込められている。神話上でイザナギとイザナミ夫婦はお互いを誘い合って交わった。

 

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!

 

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