日本神話で最も有名な神様と思われる天照大御神

 

天照大御神は天皇家の先祖ともされる神様で、三重県にある伊勢神宮にもお祀りされています。

 

しかしこの神様の親や孫はどのような神様なのでしょうか?

 

さらに夫や子供の存在はあるのでしょうか。

 

この記事では『天照大御神の親と孫の名前・夫や子供の名前』について詳しく解説していきます。

 

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天照大御神の親の名前

天照大御神には両親とも呼べる二人の神様がいます。

 

  • 父神:イザナギ(伊邪那岐)
  • 母神:イザナミ(伊邪那美)

 

それでは次の項目からそれぞれの神様について見ていきましょう。

 

イザナギ

最初はイザナギから紹介します。

 

イザナギは神様の中でも最初の段階(国産み以前)で誕生した神様です。

 

クニノトコタチ神~イザナミまでの神様は合わせて12人おり、二人の神様を除いた10人は神世七代かみよななよと呼ばれています。

 

イザナギも神世七代の一人です。

 

そんなイザナギは誕生してすぐにイザナミと日本列島を造り、その後はイザナミとの間にたくさんの神様を産みました。

 

イザナミの項目で解説しますが、とある理由により黄泉国に向かい帰ってきたあと、天照大御神を含んだ3人の神様を一人で産みます。

 

天照大御神はイザナギが左目を綺麗な水で洗ったときに誕生しました。

 

その後は自らが産んだ3人の神様に統治を任せて、イザナギは多賀(現在の滋賀県犬上郡多賀とされる)の地で暮らすことになりました。

 

現在でも滋賀県犬上郡多賀には多賀神社が有り、そこにイザナギは祀られています。

 

ちなみに『古事記』の原文では「淡海の多賀」となっていますが、これは「淡路と間違ったのでは?」と考える説もあるようです。

 

実際に淡路にも多賀という地名があり、そこにはイザナギを主祭神とした伊邪那岐神社という神社があります。

 

たしかに「淡海」と「淡路」は淡いという漢字が同じなので、間違った可能性は0とはいえませんね。

 

真相は『古事記』編纂の当事者に聞かないと分かりませんが…。

 

イザナミ

 

イザナミはイザナギの次に誕生した神様で二人は兄妹です。

 

イザナミも兄と同じく「神世七代」の一人に数えられています。

 

もしかすると「兄妹で子供をつくったの!?」と驚いたかもしれませんが、神話では兄妹同士で子供をつくることが珍しくありません。

 

たとえば『旧約聖書』のアダムとイブもこれにあたります。

 

さて、イザナギとの間にたくさんの子供をなしたイザナミですが、最後に火の神様を産んだときに火傷をして命を落としてしまいます。

 

イザナギは嘆き悲しんで死んだ人が行く黄泉国に向かいました。

 

イザナギはどうにかしてイザナミを連れ帰ろうとしましたが、イザナミはすでに黄泉国の食べ物を食べてしまっていたため帰ることができませんでした。

 

このように死者の国や異界の食べ物を食べることを「黄泉戸喫(ヨモツヘグイ)」といいます。

 

 ネット上ではひょんなことから、「異世界に行った」という怖い話がたくさん見られます。現世に戻ってこられるように異界では何も食べないようにしたいですね(^^;) 

 

天照大御神の孫の名前

 

天照大御神には二人の孫がいます。

 

  • 兄神:アメノホアカリ(天火明)
  • 弟神:ニニギノミコト(瓊瓊杵)

 

アメノホアカリ

ホアカリは『古事記』や『日本書紀』の一書(別伝)によると、アメノオシホミミの子供とされています。

 

後述しますがオシホミミは天照大御神の長男なので、ホアカリは天照大御神の孫といえるでしょう。

 

ですが『古事記』では誕生したという情報以外に具体的な記述はされていません。

 

ニニギ

アメノホアカリの次に産まれた神様がニニギノミコトです。

 

ニニギノミコトは日本神話における「天孫降臨」の主人公なので、知名度でいえば兄より圧倒的に勝っているでしょう。

 

ニニギは天照大御神の命令によって葦原中津国(地上)を治めるため、高千穂峰に降り立ったといわれています。

 

下記に画像を紹介していますが、高千穂峰には「天の逆鉾」が立っています。

 

高千穂峰の天の逆鉾

 

ちなみに「天の逆鉾」とはイザナギが国産みで用いた「天の沼矛」の別名です。

 

天照大御神の夫の名前

 

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これは人によって意見が異なると思いますが、個人的には天照大御神に夫はいないと考えています。

 

 その理由は『古事記』では”男女として交わった”という直接的な表現がなく、スサノオの持ち物から子供を産んでいるからです。 

 

天照大御神はスサノオの持ち物(剣)を噛み砕いて3姉妹の神様を産みました。

 

一方でスサノオは天照大御神の持ち物(勾玉)を噛み砕いて5人兄弟を産みました。

 

その後、天照大御神が「5人兄弟は私の持ち物から産まれたので当然私の子供です。3姉妹はスサノオの持ち物から産まれたのであなたの子供です」と告げています。

 

 このようにお互いの持ち物から子供を産んでいるので、私は「スサノオは天照大御神の夫とはいえないのではないか?」と考えています。 

 

天照大御神の子供の名前

 

天照大御神には自らの勾玉から産まれた5人兄弟がいます。

 

  • 長男:アメノオシホミミ(天之忍穂耳)
  • 次男:アメノホヒ(天穂日)
  • 三男:アマツヒコネ(天津彦根)
  • 四男:イクツヒコネ(活津彦根)
  • 五男:クマノクスビ(熊野久須毘)

 

アメノオシホミミ

 

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オシホミミは天照大御神の長男で、ニニギのお父さんにあたる神様です。

 

実は最初に葦原中津国平定を命じられたのはオシホミミでしたが、地上の荒々しい様子に恐れをなして逃げ帰ってきました。

 

そして別の神様が地上を平定したあと、「天孫降臨」の話で子供のニニギに地上の統治を譲ったのです。

 

 オシホミミの正式名称は「正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと」なので、私はよく『正勝』と呼んでいます(笑) 

 

アメノホヒ

アメノホヒはオシホミミの代わりに地上平定を任された神様です。

 

オシホミミとは違い地上に降りたまではいいのですが、その後3年経っても天照大御神のもとには帰ってきませんでした。

 

『古事記』ではそれ以降アメノホヒに関する記述はありません。

 

アマツヒコネ

 

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アマツヒコネは誕生からまったく『古事記』に登場しませんが、たくさんの氏族の先祖となっています。

 

イクツヒコネ

イクツヒコネも同じく誕生以降は『古事記』で記述が見られません。

 

前述したアマツヒコネとは対の神様になります。

 

クマノクスビ

上記二人の神様と同じくほとんど記述がない神様です。

 

記紀神話にはたくさんの神様が登場しますが、これらの神様のように情報がまったくない場合もかなり多いです…。

 

まとめ

・天照大御神の両親は以下の二人である。

  1. 父神:イザナギ(伊邪那岐)
  2. 母神:イザナミ(伊邪那美)

 

・天照大御神に夫はいないと考えているが、人によって意見が異なる場合がある。

 

・天照大御神の子供は以下の5人である。

  1. 長男:アメノオシホミミ(天之忍穂耳)
  2. 次男:アメノホヒ(天穂日)
  3. 三男:アマツヒコネ(天津彦根)
  4. 四男:イクツヒコネ(活津彦根)
  5. 五男:クマノクスビ(熊野久須毘)

 

・天照大御神の孫は以下の二人である。

  • 兄神:アメノホアカリ(天火明)
  • 弟神:ニニギノミコト(瓊瓊杵)

 

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!

 

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