祇園祭は宵山が特に人気ですが、前日の宵々山(15日)も楽しめるポイントがたくさんあるのです。
そこで私は当日限定で行われる行事の見学をオススメしています。
この記事では『祇園祭の宵々山(15日)の楽しみ方』について深堀していきます。
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目次
祇園祭の宵々山(15日)の楽しみ方について
今年の祇園祭・前祭は
15日(土)・・・・宵々山
16日(日)・・・・宵山
17日(祝・月)・・山鉾巡行と大変盛り上がりそうです。ぜひ祇園祭へ京阪電車でおでかけください。
特集ページ→https://t.co/yw663XzvhP#祇園祭 pic.twitter.com/nXrk4dmHds— 京阪電車おでかけ情報【公式】 (@okeihan_net) 2017年7月12日
冒頭でもお話したように、私は祇園祭の宵々山の楽しみ方について、当日限定の行事見学をオススメしています。
これらの行事は15日限定なので、この機会を逃すと来年まで待たなければなりません。
7月15日から始まるのは以下の6つの行事です。
- 斎竹建て
- 御手洗井戸開き
- 生間流式庖丁
- 伝統芸能奉納
- 宵宮祭
- いけばな展
次の項目からこれらの行事の詳細情報をお伝えします!
斎竹建て(いみたけたて)
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この儀式は17日に行われる山鉾巡行と関係しています。
始まる時間帯は午前4時30分と少し早いですが…。
山鉾巡行が始まるときに長刀鉾のお稚児さんが”しめ縄切り”という儀式を行います。
そのしめ縄を張るための斎竹が、四条通の南北に1本ずつ建てられるのです。
「早朝に起きるのはツライ………」というあなたのために、斎竹建ての様子がよく分かる動画を紹介しますね!
御手洗井戸開き(みたらいいけいどひらき)
八坂神社御手洗井 祇園祭の宵々山から還幸祭の間だけ開放される井戸。毎年七月十五日に、遙拝式という井戸開きの儀式を営み、しめ縄を新調して、ちまきやトビウオの干物を供える。八坂神社本殿の下には井戸があり、この井戸とつながっているとの伝説もある。#京都 #祇園 #八坂神社 pic.twitter.com/tc3bRsVnQE
— 京都_寺社_仏閣_kyoto_temple_shrine 松田貴史 (@CafeTemple) 2017年11月19日
7月15日~7月24日までの9日間だけ、御手洗町にある御手洗井戸が開放されます。
ちまきやトビウオ(干物)などのお供え物を捧げて、祇園祭の無事をお祈りするという行事ですね。
この水は地下約70メートルから湧いており、1568年にあの織田信長が水質を褒めたぐらいの名水だと言い伝えられています。
あ、そうそう、土用の日にあんころもちと一緒に御手洗井戸の水を飲むと、一年間病気にならないという伝説があるそうですよ!
今年の土用は7月27日なのでタイミングが悪いですが…。
また、このお水は現在でも飲めるという情報を発見しました。
還幸祭のある24日までは、御手洗(みたらい)井戸が開放され、期間限定の名水を頂くことが出来ます。
出典:京都旅屋
上記の京都旅屋さんでは味の紹介もしてくれていました。
御手洗井戸の水は井戸水らしくまろやかな味わいで、夏の時期には程よい冷たさ。
出典:京都旅屋
※飲むときは自己責任でお願いします!!水質チェックはしていないそうなので、心配なら飲まない方がいいですね。
御手洗井戸の場所は以下の地図に載っています。
生間流式庖丁(いかまりゅうしきほうちょう)
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この儀式は朝の10:00頃から八坂神社で行われます。
まな板の上に魚や鳥などの食材が乗っており、直接手で触れずに調理や盛り付けを行うのです!
使う調理道具は包丁刀と真魚箸だけです。
真魚箸というのは名前のとおり、魚を調理する専用のお箸のことですね。
ただ残念なことに、八坂神社の本殿内で行われるので直接見ることはできないのです。
以下の動画は祇園祭での儀式ではないですが、生間流式庖丁の儀式を参考程度に紹介しておきますね!
生間流式庖丁というのは宮中料理や武家料理を伝える流派の一つです。
平安時代の藤原山蔭さんが始めた四条流庖丁道が起源になっていると言われています。
山蔭さんは第58代の光孝天皇の命令によってこの流派を開きました。
宮中料理の調理方法を確立したことから、料理の神様と呼ばれていたそうですよ。
伝統芸能奉納
この行事は15:00~八坂神社で無料で見ることができます。
八坂神社に備えられている能舞台で様々な伝統芸能が奉納されます。
年によっては演目の変更があるので注意してくださいね。
披露される演目は以下のとおりです。
- 今様歌舞楽
- 一絃琴
- 琵琶
- 狂言
- 地唄舞
- 筝曲
- 尺八
- 詩吟
八坂神社までの地図を用意したので、行くときはぜひ参考にしてください。
宵宮祭
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このお祭りは夜の20:00から八坂神社で始まります。
宵宮祭という名前ですが、行われるのは神幸祭に用いるお神輿に神様を移すための儀式となっています。
八坂神社の本殿で祝詞(神様に祈るときに述べる文章)を唱えた後、境内の明かりが全部消されます。
そして神様がお神輿に移されるのです。
あ、そうそう、神様を移すときは白い布でガードされるので中の様子を見ることはできません。
※宵宮際では撮影が一切禁止されています。
いけばな展
ここ数日祇園祭で人口密度ばりやっばい…帰りに今年もいけばな展( ^ω^ ) pic.twitter.com/H2U2jTfCq7
— くるは (@kosuruha) 2017年7月17日
いけばな展は7月15日~7月17日の2日間だけ行われます。
時間は10:00~19:00頃まで、場所は八坂神社の石段下から四条烏丸の各店舗で開かれるようです。
2019年の情報はまだありませんが、2017年のいけばな展では33の流派の代表者がいけばなを展示しました。
まとめ
・私は宵々山(15日)の楽しみ方として当日限定の行事見学をオススメした。
・7月15日(宵々山)で開催される行事は以下の6つである。
- 斎竹建て
- 御手洗井戸開き
- 生間流式庖丁
- 伝統芸能奉納
- 宵宮祭
- いけばな展
・詳しい情報はそれぞれの項目を参考にしてほしい。
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