あなたは「神社で働く資格を取りたいけど、取得方法が分からない…」とお悩みではないですか?
当記事では神職の資格が取れる方法を複数紹介していますが、それぞれの長所と短所も存在しています。
この記事では『男性が神社の資格を取る二つの方法・神社の男性アルバイトの有無』について深堀りしていきますね。
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目次
男性が神職の資格を取る2つの方法とは?
男性が神職の資格を取得できる主な方法は以下の二つがあります。
- 神職の大学に入学する
- 神職の通信教育を受ける
上記の方法だと、個人的には神職の大学に入学することをオススメします。
次の項目からは両者の長所と短所についてお話しします。しっかりと読んで、メリットとデメリットを把握してくださいね!
神職養成大学の長所と短所は?
この方法には以下のメリットやデメリットが挙げられます。
- 神職資格を取得するための最も王道な方法
- 入学できれば誰でも神職になるチャンスがある
- 指定の単位を取得して卒業できれば神職(禰宜)になれる
- 専門課程を履修すれば、宮司や権宮司になれる資格が取れる
- 神職養成大学は全国に二校しかない(國學院大学と皇学館大学のみ)
- 四年間通う必要がある
- 専門課程を履修しなければ宮司になれない
- 学費が必要
【國學院大學の学費】
【初年度学費等納付金 平成30年度】
神道文化学部:1,218,300円(入学金:260,000円、授業料:700,000円、施設設備費:201,000円、維持運営費他:57,300円)
出典:ベスト進学ねっと
【皇学館大学の学費】
費目 学部研究科 専攻科 神道学専攻 入学手続時納入額 入学金 300,000 授業料 337,500 教育充実費 50,000 合計 687,500 秋学期納入額 授業料 337,500 教育充実費 50,000 合計 387,500 入学年次年額 1,075,000 出典:皇學館大学公式サイト
神職養成大学には入学した方がいい?
神職になるためには大学に入学するのが一番早いです。
神職になる強い覚悟と信念があれば、ぜひ國學院大学神道文化学科か、皇学館大学の神道学科の入試に挑戦してみてください!!
ただ、一番のデメリットは全国に二校しかないことですね。國學院大学は東京都、皇学館大学は三重県にあります。
実家が両県のどちらかに近ければいいのですが、そうでない場合は一人暮らしは避けられません。
家賃や生活費に学費が重なるとかなり大変な生活になります。(奨学金を借りれば少しはマシになりますが)
次の項目では神職の通信教育の長所と短所について見ていきましょう。
神職養成通信教育の長所と短所は?
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この方法には以下のメリットやデメリットが挙げられます。
- 2年で神職の資格を取れる
- 他の仕事をしていて、神道系の大学に通えない人も受講できる
【短所】
- 神職の通信課程は全国に一社しかない(大阪國學院のみ)
- 実家の神社を急に継ぐ必要が出てきた人限定
- 神社本庁の推薦状(推薦印)が必要
神職養成通信教育は受けた方がいい?
通信教育の場合は大学より二年ほど早く神職の資格を取得することが可能です。
しかし短所が厳しすぎます。
そもそも実家が一般家庭の人は受けることができません。もし実家が神社でも、急きょ実家を継ぐ必要がないと受講できません。
さらに、受講するには神社本庁からの推薦状の承認が必須です。
推薦状は誰でも貰えるのではなく、以下の流れで貰うことができます。
- どこかの神社の宮司さんと知り合いになる
- その宮司さんに認められる
- 宮司さんに推薦状を書いてもらう
- その推薦状を神社庁長が承認する
もしあなたが
- 実家が神社
- 実家の神社を急きょ継ぎたい
- 知り合いの宮司さんがいる
上記の条件すべてに当てはまっていないのなら、神職の大学に入学した方がいいでしょう。
男性は神社でアルバイトは無理なの?
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結論から言うと、男性のアルバイトを募集している神社は0ではありませんが少ないです。
中にはお正月だけ男性を募集している神社もあります。しかし、基本的にはアルバイトとして雇うのは巫女さんだけです。
男性のアルバイトを募集していた神社もありますが、下記のように募集人数は女性よりも大分少なくなっています。
男子アルバイト
①平成29年12月31日(日) 9:00~15:00
②平成30年1月1日(月) ~ 平成30年1月3日(水) 8:00~17:00
※多少勤務時間が前後することがございます。
【募集人数】
巫女奉仕者
40名男子アルバイト
10名程度出典:鈴鹿明神社公式サイト
そもそもあなたの近所の神社では、男性アルバイトの募集自体をしていない可能性も考えられます。
男性のアルバイトを募集している神社を探すのは、運の良さも大切になってきます。
神社で見る白い袴を着た男性はアルバイトではない?
それと、神社で白色の袴を着た男性を見ることがありますが、その男性は出仕と呼ばれる人です。
出仕は神職の中でも一番下の役職ですがアルバイトではありません。
出仕として神社に奉仕している人は神職の大学を出ている人が多く、いずれ本物の神職として活躍します。
出仕は神職見習い・神職の新人研修生と言うと分かりやすいと思います。
福岡県福岡市にある、鳥飼八幡宮の神主さんのインタビュー記事があったので引用しておきますね。
「実際に神社に入って実務を学ぶことです。研修医が病院で学ぶようなイメージですね。私は伊勢神宮と大阪の住吉大社に出仕していたのですが、そこで日常の業務をやっていろいろと学ばせてもらいました」
出典:Y氏は暇人
この方は現役の神主さんですが、やはり他の神社で出仕として奉仕していたようです。
実際に上記の鳥飼八幡宮の神主さんも皇学館大学の神道学科を卒業されています。
神社で働きたいなら神職の大学で一生懸命勉強して、神職の資格を取得する方がいいかもしれませんね!
まとめ
・男性が神職の資格を取るには以下の二つの方法があるが、私は神職の大学に入学することをオススメする。
- 神職の大学に通う
- 神職の通信教育を行う学校に入学する
・神職の大学の長所と短所は以下の通りだ。
【メリット】
- 神職資格を取得するための最も王道な方法
- 入学できれば誰でも神職になるチャンスがある
- 指定の単位を取得して卒業できれば神職(禰宜)になれる
- 専門課程を履修すれば、宮司や権宮司になれる資格が取れる
【デメリット】
- 神職養成大学は全国に二校しかない(國學院大学と皇学館大学のみ)
- 四年間通う必要がある
- 専門課程を履修しなければ宮司になれない
- 学費が必要
・通信教育の長所と短所は以下の通りだ。
【長所】
- 2年で神職の資格を取れる
- 他の仕事をしていて、神道系の大学に通えない人も受講できる
【短所】
- 神職の通信課程は全国に一社しかない(大阪國學院のみ)
- 実家の神社を急に継ぐ必要が出てきた人限定
- 神社本庁の推薦状(推薦印)が必要
・男性のアルバイトを募集する神社もあるが数はかなり少ない。
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最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!
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